月経前症候群 PMS (動画)
こんにちは。南です。
さて、今回は月経前症候群(PMS)について鍼灸が効果あるのかというのを検討していきたいと思います。
まず、月経前症候群ですが、月経前3~10日間に持続する身体的および精神的症状で、月経開始とともに減退消失するものをいいます。
身体的症状には乳房痛・倦怠感・頭痛・吐き気など
精神的症状にはイライラ・憂鬱・集中力低下など
があります。20~30代の女性の88%にPMSの症状がみられ、症状別の発症率は高い順に「イライラ」「乳房が張る」「眠くなる」「食欲が増す」となっているみたいです。
PMSは現代医学検査では異常所見を認めないため、治療対象とみなされず、西洋医学的には対症療法がおこなわれてます。最近では、漢方薬が高い治療効果があるとの報告が多くなってきています。また、もう一つの東洋医学である鍼灸治療がありますが、その報告例は少なく、施術者によってその施術方法が異なるためにその有効性が確立していないのが現状であります。
なので、今回はPMSに対しての鍼灸治療は効果あるのかというのを検討してみたいと思います。